もうすぐ五節句の一つ「端午(たんご)の節句」ですね。
5月5日にあたり別名「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも言われます。強い香気をもつ「菖蒲」や「よもぎ」を「軒(のき)」につるし厄を祓い「菖蒲湯」に入ることで「無病息災」を願い、男子の節句とされ身を守る「鎧(よろい)」や「兜(かぶと)」を飾り「こいのぼり」を立てて男子の成長や出世を願ってお祝いをいます。
なぜ?「端午の節句」に「かしわ餅」を食べるようになったのかと言いますと、江戸時代に遡ります。
「かしわ餅」に使われている「葉っぱ」は「槲(かしわ)」の木の葉で、「子供の葉が立派に成長するまで親の葉が落ちない」為に、親が子供の成長を見届けると言う事で「子孫繁栄」「家系が絶えない」と縁起物として武士の間で広めたとされています。
豆知識1「かしわ餅の葉は食べれるんですか?」と質問されますが、さくら餅の葉と違い、香りつけの為で「食べれません」。
豆知識2 かしわ餅の形は和菓子屋によって違いますが「兜(かぶと)」を表現しております。
この素晴らしい文化、風習を後世に伝えていきましょう!
お品書
かしわ餅 130円(税込)
上生菓子
上段 菓名 枇杷 菓名 こいのぼり 菓名 水芭蕉
下段 菓名 牡丹 菓名 花菖蒲 菓名 カーネーション